Shige's review

ケチな人間の製品レビューブログです。

HX EFFECTS購入 M9からの買い替え理由 MS-3との比較など

今回はレビューと言うより雑談みたいな感じで、HX  EFFECTSを購入した理由を述べていきます。

 

自分はゆるくバンド活動をしています。色々な曲をコピーして、みんなで合わせて楽しむだけで、ライブをやるわけでもありません。ただジャンルも特に決まっておらず、そのときやりたい曲をやるスタイルなので、色々な音が出せるように対応する必要があり、自分は前からマルチエフェクターを使用していました。ちなみに前はM9を使用していました。M9に関しては前回レビューしています。

 

soregs.hatenablog.com

 

買い替えた理由は前記事でもチラッと述べていますが、音の変化について行けなかったからです。とある曲のギターソロ部分で、オーバードライブからファズになってそこから1オクターブ高い音が重なり、その後オーバードライブに戻ったと思ったらすぐにコーラスが追加されて、そのすぐ後にクリーンのコーラスで歌が始まる、というのがあって、この変化をしたいと思うと、必ずスイッチ2個同時押しが必要になるし、踏み方も複雑で、演奏どころではないということになって、色々と悩みました。M9はMIDIにも対応しているので、MIDIコントローラーを買おうか、とか他にも悩んでいました。でもMIDIのスイッチャーにもなると、また値段も跳ね上がりますし、その割にはこのM9を使っている限り、そんな便利にはならないし、と悩んだ結果がHX EFFECTSでした。

 

決め手となったのは外部のエフェクトループが2つあって、しかも繋ぎ順もそれぞれ自由に変えらるということ。拡張性があっていいなと思いました。実は前からBOSSのMS-3というスイッチャー型のマルチエフェクターが気になっていたのですが、これはボツになりました。MS-3にはエフェクトループが3つあるのですが、3つの接続順は独立して変えられません。例えばエフェクトループの1番にはオーバードライブ、2番にはリバーブを繋げていたとして、その2つのエフェクターの間にマルチ内のディレイをかけようとしても、それはできません。3つのエフェクトループの順番は必ず隣り合わせになるのです。HX EFFECTSであればそれが可能になります。しかも、どうしても外部のエフェクターを3つ繋げたければ、1つのエフェクトループに直列にエフェクターを繋いでしまえば、踏みかえは多少複雑になりますが、MSー3と同じことができるのです。

 

後は音。MS-3はデモ演奏動画を見ても、なんかBOSSの音っていうのが出てて、何となく微妙な感じがしていました。LINE6はLINE6で、それっぽい音はするのですが、個人的にそれは嫌な感じではありません。これは完全に個人の好みになってしまいますが。

 

そういうことでHX EFFECTSを購入してしまいました。買って4ヶ月ほど経ちましたが、まだまだ勉強中という感じです。複雑なエフェクトの切替をするときはスナップショットが肝になってくるのですが、これがまた当初の予想とは違ったもので、いい意味でも期待を裏切られて、なるほど、便利なものだと思ったりもしました。その辺の細かいことはまた後日にしたいと思います。では今回はこの辺で。