Shige's review

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祝!教科書検定合格!中学歴史 不合格教科書レビュー

◯はじめに

 竹田恒泰先生が作っている中学歴史教科書ですが、先日6年という長い年月を経て、ついに教科書検定合格となりました。なかなか合格できずにいましたが、不合格でも一般に発売するという、斬新な手法をとっていました。それによって、どんな教科書なのか気になる人は読むことができるし、竹田先生は次の検定に向けての資金を得ることができるという、凄いアイデアだと思います。

 ということで、自分が購入した令和3年板のもののレビューをしたいと思います。ちなみにこの本の後にも完結版というのが発売されていますが、その本は読んでいません。

 

 

◯中身の概要

1.歴史の流れが分かる

 中学の歴史教科書ということですが、現在使われている教科書とは全く性質の異なるものです。今の教科書が手元にある訳ではないのですが、自分の記憶を辿ると、歴史の教科書は何年にどんな出来事があったかを淡々と書いてあって、それを暗記することでテストの点数が取れるという感じでした。自分は暗記するのが大の苦手でした。ただ、物語としてなら記憶できると思って、教科書を読んでみると、何があったかざっくりとは書いてあるのですが、どの様な経緯でそうなったかが分からず、結局覚えられず、テストの点数も悪く、嫌いになるといった具合でした。

 例えば、第二次世界大戦がどのようにして起こったのかが分からない。なぜ日本がアメリカと戦争したかが分からない、ということが自分にはありました。日本が侵略したということは書いてありましたが、じゃあ何故侵略することになったのか?その答えは書いてなかったはずです。大人になっても、ずっと疑問に思っていたからです。

 この教科書では、そのような疑問が起きないように書かれています。歴史の流れが追えるので、物語として成立しており、これなら覚えられただろうなという想像ができました。日本だけではなく、世界の状況まで書いてあるので、より理解しやすいですし、世界史の勉強にもなると思いました。

 

2.日本の良かった事が書かれている

 それと自分が学んだ教科書は日本の、良いところが全く書かれていなかった様に思います。その反面この教科書は、日本の良かった点が細く書かれています。そういう事が書いてあると、やはり読んでいて楽しいものです。ただ、反省すべき点もしっかりと書いてあるので、今後の教訓としても活かせるようになっていると思います。

 

3.内容量が多い

 この教科書は500ページ近くあって、歴史の教科書としてかなりレベルが高いものになっています。竹田先生曰く、成績トップの高校の受験に通用するとのことです。大人が読んでもしっかり勉強できます。

 

◯まとめ

 戦後から現在に至る、自虐的な教科書で育った自分としては、もし、この教科書で中学校の勉強ができていたら、人生変わっていたかもしれないなと思います。30過ぎてからでも、ネットで日米戦争、大東亜戦争のことを学んで、日本の見方が変わりました。そして生き方も変わりました。愛する家族もできました。国を愛する事は大切な事です。その邪魔をする左翼に負けず、教科書として合格した竹田先生は本当に凄いと思います。改めて、祝意を表したいと思います。

 そして、そんな教科書が合格できる様に、制度を作った、故、安倍元総理にも感謝の意を表します。竹田先生の今後のご活躍、そして、これからの日本の明るい未来を願います。