前回のブログで使用しているエフェクターを一通り紹介しましたが、今回はマルチエフェクターのRP360を掘り下げてレビューしていきます。
◯フットペダルについて
前回のブログでは見切れていましたが、本当は左に別売りのペダルをつなげて使用しています。このペダルがあることによってワーミーやワウ、ボリュームはもちろん、エフェクターの中のツマミ設定までも調節できたりもします。使い心地も良好で、1オクターブUPの設定にしたとき、その中の任意の音程で止めることもできました。
ただ難点もあって、このペダルには強く押してエフェクターをON、OFFにする機能はありません。よってワーミーなどのフットスイッチを利用するエフェクトを使うときは、本体の方で操作をしてからということになります。そこで切り替えるのにタイムラグが生じてしまうので、それがダメだと、使えないということになります。実はRP360XPというものもあって、それはフットスイッチも付いているタイプなのですが、それだと強く押してONにできるようです。自分の場合はそれだと写真のエフェクターケースに入れるとそれ以外のエフェクターが入らなくなるので、却下となりました。
◯音について
音は気持ち音が薄くなっている気はしますが、そこまで気にはならないかなという感じです。バンドで合わせても、音が埋もれることもそんなにはありません。使用するエフェクターによっては埋もれることもありますが、エフェクター内のツマミをいじったり、イコライザーで調整すればなんとかなることが多いです。音が大きくなってノイズが出ることもあるでしょうが、RP360内のノイズゲートを追加すれば、ノイズも結構なんとかなります。
◯操作について
私は中古品を通販で購入したのですが、するとなぜか日本語のマニュアルが付属していませんでした。メーカーから取り寄せると三千円とのことで、せっかく中古で安く買ったのが、新品で買う価格と変わらなくなってしまうので、ネットの英語のマニュアルをネットで翻訳してどうにか使い方を学びました。最初はフットペダルも使えない状況でしたが、なんとかなりました。なので、日本語のマニュアルがあれば問題なく使えると思います。さらにPCにつなげてソフトウェアで音を作ることもできますが、それはマニュアルがなくても直感的に音作りができました。ただ、これも難点があり、エフェクターのパラメーターの文字が小さすぎて読めない場合があります。私はそういう場合、本体で確認しています。
◯注意点
最近ソフトフェアを使ってみたのですが、その際アップデートを要求されたようなので、やってみると今まで作ってきた音が全てなくなってしまいました。メーカーに確認するともう元には戻せないとのことで、アップデートの際に書いてあるということでした。が、全て英語で書かれているため適当にOKで進めてしまいました。最近iPhoneとか便利なものばかり触っていたので、そういう場合の問題意識が欠けていました。要注意です。
◯まとめ
手軽に、安く、省スペースなマルチエフェクターということで、アップデートで音が消えたこと以外は不満はありません。楽器店などで音を聞いてみて、感触がよければ買ってもいいと思います。
RP360
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フットペダル
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