Shige's review

ケチな人間の製品レビューブログです。

少子化問題を考える

昨日「そこまで言って委員会」で少子化問題の話題がでていました。身の回りでも結婚してない人が多かったり、子供が少なかったりで、こんなド田舎でも少子化問題は深刻です。なぜそのような事態になっているのか、番組内では経済的な理由ということが言われていました。子供を産めば大金が貰えるということになれば子供を産む人が増えるとは思いますが、正直どこか引っかかるのです。現状お金を持っている人でも結婚してないからです。

 

少子化の原因は未婚、晩婚

少子化になっている原因は、お金というよりは結婚する人が減っていることの方が大きいと考えます。自分自身なかなか結婚できず、かなり苦労しました。出会い系をしたり、婚活パーティーに行ったりして、30代後半にどうにか結婚できました。私がモテないからという理由もあるのでしょうが、全体の空気として結婚に積極的な人があまりいないような感じがしていました。

 

さらに掘り下げてなぜ婚活してるにも関わらず結婚に積極的じゃないのかを考えると、結婚相手の理想が高いということが考えられます。それは誰でもそうなのでしょうが、自分の場合は最後には理想は捨てていました。先日嫁と話していても、結婚を優先して相手は誰でもよかった、みたいなことを言っていて、同じじゃないかと(笑)そりゃ結婚するわな、という感じです。しかしほとんどの人は、いい人じゃなければ結婚しないというスタンスになっていると思います。

 

・結婚を増やすには

理想を捨てて、結婚優先に考えを変えることはなかなか難しいと思います。どれだけ理想を捨てろと言った所で、考え方が変わる人はいないと思います。ではどうすればいいのか。それは結婚して出産することにメリットがあることを分かってもらうようにするしかないように思います。ほとんどの人が結婚、出産自体にメリットがあるとは考えていません。いい人と結婚することにはメリットがあると考えていますが、その考えではなかなか結婚できないのです。具体策は・・・竹田恒泰氏の言うように、子供を産んだら1000万円支給・・・になってしまうのでしょうかねぇ・・・。

 

本当のところ、出産して子供が成長すれば、将来的には子供が援助してくれて自分が楽になり得るというメリットはあるのですが、どうしても目先の大変さばかりに目が向けられてしまいます。そういうことは説明した所でほとんど分かってもらえないでしょう。社会的なメリット(年金の下支えとなる納税者になる等)は個人にはあまり関係のないことに思われますし、難しいところです。

 

・結論

結婚、出産がメリットだということを地道に説明していくことぐらいしか私には思いつきません。1000万円支給ができるなら話は早いですが、恐らく無理でしょう。何か発想を転換させる必要があるような気もします。子供ができなければ、日本は衰退してしまうのですが、いまだに子供ができる若者に攻撃する老害もいますし。本気になって国全体で子供を増やすようにしないとだめですね。